株式会社エイチワン

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事業概況

2021年3月期の事業概況

当連結会計年度における当社グループを取り巻く経営環境は、第1四半期(4~6月)は新型コロナウイルス感染拡大の影響で世界経済は急激に落ち込みましたが、第2四半期(7~9月)以降は持ち直しの動きに転じ、期末にかけてはワクチンの普及に伴い回復基調を辿りました。
自動車業界においても、第1四半期に新型コロナウイルス感染拡大を受け、前期末までに感染拡大が終息した中国を除く各地域で自動車の生産及び販売が大幅に低下いたしました。しかしながら、第2四半期以降は各地域で回復に転じ、特に中国地域では前期を上回るペースで生産が増加しました。なお、期末にかけては半導体調達の問題等の影響で生産が減少しております。
このような環境下、当社グループは、第6次中期事業計画の経営方針である「H-oneグループ全員のホスピタリティと「Think Value」で価値ある商品・サービスを追求し、すべてのステークホルダーの期待と喜びにつなげる」に沿って、これまでに培った技術力やグローバル展開を活かし、取引先開拓をはじめとする受注拡大に努めてまいりました。
そのような中での当連結会計年度の経営成績は、主力得意先向けの自動車フレームの生産台数が前期に比べて約1.6%減少したほか、金型設備等の販売が前期を下回ったことから売上収益は1,639億27百万円(前期比10.3%減)となりました。利益面では、売上収益の減少などから売上総利益は167億89百万円(同8.1%減)となったものの、販売費及び一般管理費の圧縮に努め、営業利益は37億32百万円(同3.8%増)となりました。また、支払利息の減少とともに為替差益が生じたことから、税引前利益は34億23百万円(同28.8%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は28億38百万円(同132.0%増)となりました。

成長テーマ

「新興国」と「環境」への取組みを進めてまいります。新興国を含めた海外事業では、営業力を強化し、新規の顧客獲得に努めています。また、中国では、顧客の増産に合わせ、現地子会社が、増産投資や効率化に向けたロボット導入などを進めています。今後も、新興国での需要を積極的に取り込んで行く方針です。
また、「環境」の面で当社グループが積極的に関わっているのが「車体の軽量化」。加えて、衝突安全性能向上のための製品開発も当社グループの領域です。当社では、高張力鋼板の加工技術に更に磨きをかけ、この分野で高付加価値の製品を供給して行きたいと考えています。

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