調達方針
基本的な考え方
当社の事業活動に必要な部品・原材料・金型・機械設備等の供給や物流等のサービスをお願いするお取引先様は、ともに自動車フレームをつくりあげるパートナーであると考えています。
お取引先様に敬意を払い、互いに継続的に協力できる共存共栄の関係を構築していくことを目指し、当社では、「購買理念」と「購買3原則」に基づいた調達活動を実施しています。
また、お取引先様を含めたサプライチェーン全体において社会的責任を果たしていくことを目指し、安全・品質・労働（人権）・環境・コンプライアンス・社会貢献を柱としたサステナビリティガイドラインをお取引先様と共有しています。
購買理念
「品質の良い商品」を
「適正な価格」で
「タイムリー且つ永続的」に
調達し世界中の
お客様に満足して頂ける
商品を提供する。
購買3原則
1 取引先の主体性を尊重する調達
- 取引先は独自の経営方針、開発技術、管理のノウハウが確立した企業として経営主体を尊重する。
- 世界の競争に自ら挑戦し、自主独立の道を進む事を期待する。
2 自由競争に立脚した調達
- 「自由な取引」関係のもとに国際的な競争力をさらに切磋琢磨する。
- 広く国際的に取引先に門戸を開放する。
- 常に品質、量、価格、タイミングを満足する安定調達を実現する。
3 取引先とは、対等な立場での取引
- 企業規模の大小にかかわらず取引先との対等の立場で取引する。
エイチワン サプライヤーサステナビリティガイドライン
2023年9月29日 エイチワン サプライヤーサステナビリティガイドライン(230KB)
サステナブルな調達に向けて
当社は、サプライヤーサステナビリティガイドラインを発行し、お取引先様と共同で持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいます。お取引先様に理解を深めていただくための説明会の定期開催ほか、会社ごとの取組み状況と困りごとを確認するため定期的に自主評価をお願いしています。
紛争鉱物の使用撲滅に向けた取組み
紛争のある地域で産出される3TG（錫、タンタル、タングステン、金。以下、紛争鉱物）の一部は非人道的行為を行う武装勢力の資金源となり、人権侵害や環境破壊等を引き起こしている可能性が懸念されています。
2010年7月に米国で成立した「米国金融規制改革法」では、米国上場企業に対し自社製品に紛争鉱物が使用されているかどうかを把握することを求めるなど、紛争鉱物の使用撲滅に向けた取組みはグローバルに進展しています。
当社は同法に基づく報告義務はありませんが、お客様である自動車メーカー様が米国株式市場に上場されていることも踏まえ、サプライチェーンでの紛争鉱物の使用撲滅に向けた取組みを推進しています。
具体的には、紛争鉱物の含有に関する調査をお取引先様の協力を頂きながら毎年実施しているほか、「エイチワン サプライヤーサステナビリティガイドライン」にて紛争鉱物の使用禁止を明確に定めています。
当社は、今後も紛争鉱物の使用撲滅を実現できるよう取り組んでまいります。